1 抜くときは必ずアイサツしましょう
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最近、山はブームです。特に土・日は大変混雑をしています。その中を走るわけですから、走る方は特に注意が必要です。利便な近郊の山へ練習に行きますと、お年寄りの団体や子供たちのグループが山を楽しんでいます。
後ろから声をかけても気付かないことがあり、横をすり抜けると「わぁ!!ビックリした!」ということもあります。
できれば、抜く手前10mくらいから徐々に声をかけて追い抜くのが良いと思います。クマスズなども有効です。
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2 ゴミは捨てない、トイレも設備のあるところで
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ゴミは捨てないのが基本マナーです。山でゴミ拾いをしてもトレイルランナーのゴミは本当に少ないです。
ずいぶん前に捨てられた「さびた空き缶」や「コンビニ弁当のトレー」「タバコのフィルター」など、どう見てもハイカーの出したゴミのようですが、いずれにしても、ゴミ出すことは良くありません。
家まで持って帰って下さい。
トイレも設備のあるところを利用し、できるだけ山の中のトイレは避けましょう。携帯トイレを持っていくのも環境に良いことです。
奥多摩の御前山非難小屋前の水が飲料に不適とされた問題はカタクリのころ訪れるハイカーのトイレが大きくかかわっていたようです。それでもトレイルランナーが悪いと意味不明な一部の人がいたりします。
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3 登山道(コース)以外は走らない
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一部のハイカーや登山家にトレイルランナーは生理的に嫌われています。都岳連総会でも「迷惑だ」「山は走るものではない」「貴重な植物が荒らされる」という意見を聞きました。
山の新しいスポーツを頭でも体でも拒否する人がいることは事実です。例えば08毎日新聞によれば高尾山を訪れる人は年間230〜250万人で1日あたり約6.400人になる訳です。
現在はミシュランの星がついたためもっと多いはずですが、1.000人が走るレースがあれば、環境に悪い、事故があったらどうする、植物に悪い、ノンビリ歩いてる人に迷惑、走るな!、登山届けは済んでいるのか?など一連の常套句で切り込んできます。
トレイルランナーの皆さん、少しでもいい結果が得られますようマナーを守りましょう。
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4 駅前広場など広がったり、群がったりして使用しない
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着替えや集合で駅中の広場やトイレ周りなど使うことがありますが、公共の場所です。他人も利用することを考え、
広がって使ったり、場所取りをしたりすると迷惑な行為となります。
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5 できれば一次救命処置(人工呼吸・心臓マッサージ)やAEDを学んでください
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長いあいだ山を走ることを楽しんでいますが、転んだり、怪我したり、黒爪を作ったり、じん帯を痛めたりと、
いろいろあるものです。
私にとって残念な出来事は目の前で3人の人が亡くなったことです。その内二人私の大事な友達でした。
一人目は一時救命が間に合わなかったこと。二人目は的確に一時救命をしたのですが、残念ながら助かりません
でした。
皆さんも長いことトレイルランをしていると、時には一次救命が必要な場面に遭遇することもあります。
目の前で友が死ぬことは残念です。しかも何もできなかったら、悔しさは一生付きまといます。
一時救命はハイカーのトラブルにも対応できます。しかも我々には足があります。ケータイの通話できる所へ早く
いけます。AEDのある所へも早くいけます。
一次救命とAEDを学び、我々の長所である足を十分に使い山で役に立つ人になりましょう。
AEDや一次救命は近くの消防署で定期的に教えています。
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6 登山届を出しましょう
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トレランは山で行うスポーツです。登山届は出しましょう。駅前やバス停、交番などに提出用のポストがあります。
書き込み用紙はネット上にフリーでありますから、取り込むなり、印刷するなりして役立てましょう。簡単な書き
込みですみます。
2009年8人が亡くなった北海道トムラウシ遭難事故の後、道の関係機関で大雪山系の登山者にアンケートを取った
ところ、登山届を提出してない人が70%に達していました。
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7 保険に入ってください
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保険は二つあります。(1)遭難保険と(2)傷害保険です。
(1)遭難保険は遭難した時、救助にかかる保険と思ってください。ヘリの出動となりますと、大体1時間当たり50万と
も言われています。1日5時間で3日に及ぶと大変な額になります。救助隊や山岳警備に要請しても無償とはいきません。
5〜10名の方が危険を顧みず救助に携わるのですから。日本山岳協会やヤマケイ、モンベルなど独自の山岳保険を
出しています。
(2)遭難保険は事故後の入院などにほとんど対応していません。そこで必要なのは傷害保険です。個人的に傷害保険を
かけている方は契約内容を読んでください。山での事故も含まれるのであれば問題ありませんが、山での事故が免責
条項となっていれば、特約を付けるか、独自の掛け捨て保険などお勧めします。私はグループで練習する時は掛け捨ての
ハイキング保険(きわめて安い)に入っています。縦走など連絡が取れにくい状態が1〜2日続く山に入るときは掛け捨て
のレジャー保険に入っています。
少し、面倒くさいようですが、愛する家族のため、自分のためです。
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8 地図読みとコンパスは練習
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山の事故で多いのが滑落。次に多いのが道迷いによる事故です。
人家に近い里山は登山道や仕事道、その地区で使われる杣道などが入り組んでいます。
道迷いの解消は必ず分かる所まで戻ることが一番ですが、新しい登山道ができたり、登山道が草で隠れたり、熱中症で
ボーっとしたため分からない道に入ったりと様々な原因で起きます。
道は人が作るものなので、必ず変化します。しかし、山そのものはあまり変化しません。大きな山であったり、とんがった尾根だったり、そこにある山々の形(地整)が分かれば、自分の現在いる位置が分かります。そこで役立つのが地図とコンパスです。
地図には磁北線が記入してありません。地図の外欄に偏西○度と書いてありますので、地図に線を引いてください。
そうしないと現在地がどこで、どの方向に向かうか分からないからです。
地図読みの練習本は図書館にもあります。地図読みが分かる人に教わるか、オリンテーリングの大会に出たりして、
少しずつ練習しましょう。
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